FC2ブログ
2018.09.25

大学入試の外部試験としてのTOEIC

一昨年のことだったと思います。

私は大教室でTOEICのLRを受けていたのですが,
リスニングの途中でCDが止まりました。
そのあと,3,4人ほどいた試験官たちはあたふたと走り回っていました。
結局,10分後くらいに音声が止まったセットの最初から再開しました。

リスニング自体は特に問題はありませんでしたが,
リーディングが何時から始まり,何時に終わるのかがよくわからなかったのと,
いつもと違う時間経過のために,例えばMPを何時何分に終わらせればいいのか,
というようなことがわからず,完璧にペースを崩されました。

このことについては改善の余地があり,
試験官はリーディングの開始と終了をきちんと告げ,
更にはある程度わかりやすい時間から開始するべきだったと思います。
CDが止まるという事態はできる限りないほうがいいのは当然ですが,
まあ,そういうこともあるでしょうから,
その後の処理をきちんとマニュアル化しておくべきだと思いました。

このときのリーディングの得点はあまり良くなかったと記憶していますが,
公平性を保つためには,やはり試験のやり直しをするべきでしょうね。

しかしながら,この日に問題だと感じたのはこのCD事故自体ではありませんでした。
CDが止まっていて,試験官があたふたしていた時,
試験官の一人は「問題冊子を伏せて置いておいてください」と何度も叫んでいました。

ところが,私の斜め前にいた50代後半くらいのおっさんは悪びれる様子もなく,
CD復旧までの10分程度をリーディング問題を解くのに費やしていたのです。

まわりの若者たちは問題冊子を伏せていましたし,私もそうしていました。
しかし,そうしている間にもおっさんは問題をがつがつ解いていたのです。
試験官は「伏せてください」とは言うものの,
実際にはCD復旧のためにあたふた走り回っていて,
おっさんがリーディングを解いていることに気づくはずもありませんでした。

まあいいでしょう。
おっさんが普段よりいい成績を取って,会社から報奨金みたいなのをせしめたとしても。
おっさんが念願の課長に昇進したとしてもいいでしょう。

ですが,これが若者の将来を決定する大学入試の外部試験だったとしたらどうでしょう。

私はTOEICという試験が好きですし,TOEICのおかげで英語力も伸びたと思います。
得点を競ったり,成績の浮き沈みに一喜一憂するのもまた楽しいことです。

しかしながら,大学入試の外部試験として大量の受験者を公平に評価できるのか。
個人的には無理だと思います。


にほんブログ村 英語ブログへ

Posted at 22:19 | 雑記 | COM(0) | TB(0) |