2014.07.30

TOEICと英語によるコミュニケーション能力との相関についての事例

Twitterには少し書いたのですが,興味深い事例があります。

■1つめは私の姪の事例です。

私の姪は小学校入学と同時に米国に引っ越し,小学校の6年間を米国で過ごしました。
日本語がふつうに話せるようになってしまっていたので,引っ越した当時は英語で話すことが難しかったようで,クラスメートとのコミュニケーションもかなりのストレスだったようです。
しかし,そんな彼女も小学校の6年間を経て,日本語よりも英語のほうが得意になって帰国し,この4月から日本の中学校に通っています。
そんな,「ほぼ」ネイティブ英語スピーカーと言っていいであろう13歳の彼女が6月の公開テストを受験しました。
初受験でしたし,事前にテストの形式を調べることもなく受験したようですが,
結果は730点

ネイティブの大人でふつうに教養のある人なら,TOEICで満点を取ることはたやすいだろうと想像しますが,まだまだ子どもである中学生がどの程度の点数を取るのかということにとても興味がありました。
13歳で730点は大したものですが,非アメリカ英語を聴き取ることが難しかったことと,子どもにとって難しい単語が相当数あったことで,点数を落としたようです。

■2つめはその父親(私の兄)の事例です。

彼は商社に勤めていて,姪と一緒であった6年間以前にも3年ほど米国に赴任経験があります。ですので,長期の出張なども含めて,合計10年以上米国に在住していたということになります。
その彼も姪と一緒に6月公開テストを受験しました。
結果は835点

少々意外な結果でした。リスニングは問題ないと思いましたし,英文のドキュメントも数多く読んできているはずなので,900点くらいは取るのではと思っていたからです。

しかし,このことについて考えてみて,あることに気がつきました。
現在,日本の企業が海外赴任などのために従業員に課しているTOEICの点数は700点~800点台が多いと思います。
彼はふつうに米国(その他,アジア諸国にもよく出張していますが)でビジネスができる英語力を持っているはずです。その彼がこのあたりの点数だということは,あながちこれらの企業が課している点数はいい加減なものではないということです。

「英語圏でビジネスができる」ことと「TOEICで700点~800点台を取る能力を持っている」ことは別のことですが,受験テクニックを別とした場合に,両者にはある程度の相関関係があるのではないかと推測します。


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