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2020.02.15

洋書楽読(12):Kane and Abel

"Kane and Abel" by Jeffrey Archer
を読みました。



・総ページ数:545ps
・読了までにかかった期間:2か月

ネットなどで調べてみて,この本の評価が高かったので,読むことにしました。

同じ日に全く別の世界で,全く異なる環境のもとに生まれた2人の物語です。
大人になってからようやく2人は出会うことになりますが,
互いの誤解により,ひどく憎しみ合うことになります。

Jeffrey Archer の名前は聞いたことがあったのですが,
原書はもちろん,翻訳書も読んだことはありませんでした。
ただ,この作品がテレビ化されたものはちらっと見たことがあるような気がします。

洋書楽読では初めてのイギリス人作家の本ですし,
本も分厚いため,「読めるのだろうか?」と思いながらページを開きました。

読み始めてみると,これがとても読みやすかったです。
知らない単語もそれほど多くないですし,
文脈から,その単語がいい意味なのか悪い意味なのかが判断できることが多かったので,
そういった単語は辞書を引かずに読み続けました。

中盤くらいから,このあと2人はどうなっていくのだろうと思って読み進め,
どんどんページをめくるスピードが速くなっていきました。

最後は,悲しい終わり方ですね。
せめてもの救いは,最後には2人が真実を知ることができたことでしょう。

英語としては John Grisham や Dan Brown よりも読みやすかったです。
特に,ビジネスマンとしてのし上がっていくような話が好きな人はどんどん進むと思います。
ただし,部分的にですが,構文が取りにくいところもあります。

以下,あくまでもわたしの個人的な感想です。
・がんばれば読めるレベル:大学生
・おすすめ度★★★★★(読ませる本です!)


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Posted at 11:36 | 洋書楽読 | COM(0) | TB(0) |
2019.12.08

洋書楽読(11):Origin

"Origin" by Dan Brown
を読みました。



Dan Brownの小説は,10年以上前『ダヴィンチコード』がヒットしたときに
日本語で読んで以来になります。

Professor Langdonの教え子であり親友であるEdmond Kirschが
Where do we come from? Where are we going?の謎を解いたということから
さまざまな事件が起こります。

Prologueを読み始めてすぐに,知らない単語が続々と出現して,
最初の数ページで挫折しそうになりました。

この小説では,建物・地理などの描写にかなり難易度の高い単語が使われます。
しかし,それ以外は少し難しいというくらいのレベルでしょうか。
例えば,appearでいいのではと思うところでmaterializeを使ったりしています。

Edmond Kirschのビデオが公開されるまでは,
一体どうなるのだろうかと興奮しながら読み続けました。
その後は尻すぼみかと思いきや,最後まで伏線の回収が続き,
ページをめくる指が止まらないくらいでした。

英語としてはJohn Grishamより難しいので読みにくいと思います。
ただ,Dan Brownは色々と勉強になることもあります。
例えば,スペインの歴史,アントニオ・ガウディの建築などです。

上で書いたように,この本を読み進めるあいだは頻繁に辞書を引きました。
最初のほうは1ページに10~20回というときもあったかもしれません。
建物・地理の描写のない部分や後半は重要な語だけを引くことにしたので,
それほど多くはなかったですが,それでも1ページに数語は引きました。

文法的に難しい文はそれほど多くはありませんでした。
ただし,Grishamよりは主語や動詞を意識的に確認する作業が多かった気がします。

以下,あくまでもわたしの個人的な感想です。
・がんばれば読めるレベル:在学中に英語学習を頑張っている大学生
・おすすめ度★★★★☆(教養もつきます!)


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Posted at 22:02 | 洋書楽読 | COM(0) | TB(0) |
2019.11.12

洋書楽読1年

「洋書楽読」と題して,洋書を読み始めてから1年あまりがたちました。
その間に読了した本は9冊。
1冊に1か月あまりかかっている計算です。

1日30分くらいの読書時間なので,それは仕方がないと思いますが,
もう少し読むスピードが上がってくるともっと楽しいでしょうね。

さて,1年間,洋書を読んできて学んだことは何でしょうか?

私は最初"Holes"と"Wonder"を読み,とても楽しかったので,
書店やオンラインでヤングアダルト向けの本を物色していました。

ヤングアダルト向けは当然,大人向けよりもやさしい単語が使われていて,
少年少女にもわかりやすく書かれているはずなので,
私たち英語学習者にも読みやすいはずです。

実際,私自身も"Holes"を楽しみましたし,
"Wonder"には感動と勇気をもらいました。
両方とも素晴らしい本でした。

しかし,それはこれら2冊が小説として素晴らしかったからであって,
ヤングアダルト向けで読みやすかったからではありませんでした。

私がこの1年間で学んだのは,「興味のある本を読め」ということです。

半世紀も生きてきたおっさんにとって,
ティーンエージャーの恋愛やら葛藤やらは完全に興味の外です。

それよりもJohn Grishamのハラハラするサスペンスのほうがページが進みます。
Steve Jobsの波乱万丈な人生のほうが得るところが大きいです。

洋書多読のブログなどには,
「TOEIC600点ならこの洋書を読め!」みたいなのがありますが,
自分の英語力に合った本を読むのではなく,
自分が関心を持っているテーマの本を読むべきだと思います。

昔のことですが,
どうやって英語を習得したのかという質問に答えて,
小林克也さんが「雑誌Playboyのエッチなコラムを読んでいた」
と答えていたように記憶しています。

それが英語であろうと中国語であろうと,
思春期の男の子はエッチなコラムなら必死になって理解しようとするでしょう。

それと同じように,義務ではなく,読むのが楽しい本を探すべきです。

これからも私なりに偏った「洋書楽読ブログ」を続けて行こうと思います。


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Posted at 19:00 | 洋書楽読 | COM(0) | TB(0) |
2019.10.12

洋書楽読(10):The Partner

"The Partner" by John Grisham
を読みました。



John Grishamの小説2作連続です。

ブラジルに住んでいる主人公が誘拐されて物語が始まります。
誘拐犯たちは主人公を拷問して,金のありかを聞き出そうとしますが…。

前回読んだ"The Racketeer"に劣らず,はらはらどきどきの連続です。
謎が解けていく展開としては,"The Racketeer"よりも読ませる感じですね。
John Grishamの小説は最後にすべての謎が解けるのがおもしろく,
最後の50ページほどは一気に読んでしまいます。

この小説の結末は私としては意外でした。
ネタバレになるので書きませんが,
John Grishamの作品は逆の終わり方をするのかと勝手に思っていました。

英文についてですが,"The Racketeer"より頻繁に辞書を引いた気がします。
1ページに6,7回というときもあったかもしれません。
もちろん,読み飛ばしても構わない単語については引きませんでしたが。

この小説も"The Racketeer"と同様,文法的に難しい文はほぼありませんでした。
学生時代の「英文読解」の授業ではないので,
これくらいのほうが物語自体を楽しむことができます。

以下,あくまでもわたしの個人的な感想です。
・がんばれば読めるレベル:大学1年生
・おすすめ度★★★★☆(謎解きゲームのよう!)


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Posted at 21:17 | 洋書楽読 | COM(0) | TB(0) |
2019.09.06

洋書楽読(9):The Racketeer

"The Racketeer" by John Grisham
を読みました。



John Grishamの名前は10年も20年も前から知っていましたが,
日本語であれ英語であれ,彼の小説を読むのはこれが初めてでした。

無実の罪で刑務所に入れられた元弁護士が主人公です。
彼は弁護士の資格を失い,妻からは離婚を求められ,一人息子にも会えなくなります。
ある時,彼は情報提供を条件にFBIと取り引きをしようとしますが…。

目まぐるしく展開するストーリ,至るところに張り巡らされた伏線,
魅力的な登場人物など,ああこれがJohn Grishamの世界なんだと思わされました。
日本で言うと東野圭吾とか宮部みゆきのような位置づけなのでしょうか。
とにかく,物語にぐいぐい引き込まれ,続きを読むのが待ち遠しい日々でした。

英文についてですが,法廷用語や警察用語などの単語は言うまでもなく,
動詞などでも知らないものがよく登場しました。
1ページに少なくとも2,3回は辞書を引きました。
同じ動詞などが繰り返して使われるので,語彙力アップにはいいかもしれません。

それに対して,文法的に難しい文はほぼなかったのではないかと思います。
そのため,単語を調べる必要はあっても,読むスピードはかなり速かったです(自分比)。

以下,あくまでもわたしの個人的な感想です。
・がんばれば読めるレベル:高校3年生
・おすすめ度★★★★☆(マンガのようなおもしろさ!)


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Posted at 21:46 | 洋書楽読 | COM(0) | TB(0) |