『公式TOEIC Listening & Reading 問題集9』TEST2 Review
前回は『公式TOEIC Listening & Reading 問題集9』TEST1を解いたので,今回はTEST2に挑戦してみました。
『公式TOEIC Listening & Reading 問題集9』TEST2(L93/R96)
Part1 6/6
Part2 24/25(25)
Part3 37/39(64,69)
Part4 26/30(84,86,90,91)
Part5 29/30(129)[11'15'']
Part6 15/16(145)[9'31'']
Part7 52/54(163,181)[26'08''][10'27''][14'24'']
※リーディングは約72分(3分余り)
TEST1よりもずいぶん難しく感じました。
特にリスニングのPart4の89-91のセットは難しいですね。
Ca-Mのナレーションなので聞きやすいのですが,内容的にしっかりと理解できないと解けないでしょう。
これがBr-WやAu-Mなら超難問になると思います。
Part5の122は形容詞のdistractiveを探してしまい,
「あれっ,ない!」となってdistractingを選びました。
選択肢にdistractiveがあれば正解になるのでしょうか?
どなたか教えていただければ幸いです。
リーディングはなんとか時間内に収まりましたが,マークしたあとで読み直して確認したい問題がいくつかありました。
TEST1で「もしかして英語力伸びた?」と勘違いしたのですが,現在の公開テストはこのTEST2くらいの難易度なのでしょうか。
L93/R96ですので,換算表によると465/460くらいですね。
これだと以前と全く変わっていないことになります…。
ただし,この換算表はTEST1とTEST2共通なのであまり信用できません。
公式問題集10も購入したのでそのうちにレヴューをアップします。


洋書楽読(32):The Street Lawyer
を読みました。
・総ページ数:419ps
・読了までにかかった期間:60日
アメリカ最大級の法律事務所の7年目のMike Brockは若くしてpartnerになるのを期待されているassociateです。
ところが,ある日唐突に起こった事件に巻き込まれることによって彼の人生は大きく変わっていくことになります。
またまた,John Grishamの定番の弁護士ものです。
主人公が巨大な法律事務所で働いているという設定も定番ですが,今回はホームレス問題を取り扱ったもので,啓蒙的な要素もあります。
日本人はよく仕事中毒とか言われることがありますが,こと巨大法律事務所の弁護士となれば,アメリカのほうがより長い時間働いているように書かれています。
50歳くらいまで死にものぐるいで働いてひと財産を築き,早くに引退するということのようです。
仕事漬けなので,当然私生活が犠牲になるわけで,平和な家庭というわけにはいかないようですね。
特に大きなどんでん返しもなく,読者が望む結末と大きくは違いません。ただ,最後の章は意外でした。
今までJohn Grishamの小説を何冊か読んできましたが,この作品は明らかに英語レベルが一段階上にになっています。初級者が知っている単語と同じ意味の別の単語が使われているように思います。
この作品は2010年のものですが,少しスタイルを変えたのでしょうか。
今回は知らない単語をできるだけ調べてみたため,1ページで3~5語くらい辞書を引きました。とは言え,文法的に難しいものはほとんどないので楽しみながら読み進めることができます。
・おすすめ度★★★★☆(アメリカ社会の別の闇を知ることができます。)


『公式TOEIC Listening & Reading 問題集9』TEST1 Review
ブログを遡ってみると,
どうやら2019年07月25日に韓国模試を解いて以来のようです。
今回解いたのは
『公式TOEIC Listening & Reading 問題集9』TEST1です。
『公式TOEIC Listening & Reading 問題集9』TEST1(L95/R98)
Part1 6/6
Part2 24/25(29)
Part3 38/39(55)
Part4 27/30(81,87,98)
Part5 29/30(130)[9'58'']
Part6 16/16[7'09'']
Part7 53/54(166)[25'25''][8'53''][17'06'']
※リーディングは約69分(6分余り)
約4年ぶりに模試を解いてみた感想ですが,
リスニングはあまり変わっていないような気がします,残念ながら。
先読みのしかたなど忘れてしまっていることも多いので,
練習していくともう少し取れるかなと思いますが。
リーディングはなぜか時間が余りました。
「洋書楽読」のおかげで読むのが速くなったのか,
この模試が簡単だったのかは判断できません。
前者だったらいいのになと思います。
L95/R98なら480/490くらい出るのでしょうか。
(その辺りも忘れてしまって…)
久しぶりに模試を解いてみて,
また,TOEICを受けたいなという気持ちになりました。


洋書楽読(31):The Old Man and The Sea
を読みました。
・総ページ数:109ps
・読了までにかかった期間:40日
言わずと知れたノーベル文学賞を受賞した
アーネスト・ヘミングウェイの代表作です。
ずっと昔に買った本で,いつ頃か記憶にないのですが,
行間に書き込みがしてあり,それが最初の部分だけなので,
数ページで挫折したものだと思われます。
100ページあまりの薄い本なので初心者にもとっつきやすいですね。
ただ,船に関する用語がいくつか出てきますので,
その方面に疎い人はGoogleで画像検索をしたほうがいいでしょう。
不運なことに長い間まったく魚を釣れなくなっていた老人の漁師が,
今度こそと意気込んで漁に出るという話です。
ヘミングウェイはアメリカの作家なのですが,
この本はつづりがイギリス式になっています。
私の持っている本がNew Zealand版だからなのでしょうか?
だからと言って,原作のつづりを変えたりしないですよね。
そのあたりが疑問点として残りました。
上でも書きましたが,薄い本なので,とっつきやすいです。
しかし,英文自体は平易に書かれているように見えて,
きっちりと理解しようとしたら,時間がかかるだろうなと感じました。
海の用語に加えて,なじみのないような単語も見られました。
・おすすめ度★★★★☆(老人・海・人生・生命・悲哀…という後味です。)


洋書楽読(30):Rain Man
を読みました。
・総ページ数:234ps
・読了までにかかった期間:40日
ダスティン・ホフマンとトム・クルーズが出演した有名な映画
"Rain Man"を小説化した本になります。
ずっと前から自宅にあった本なのですが,
現在ではこのFleischerのものは絶版になっているようです。
今回,このブログを書くために調べていて初めて知りましたが,
そもそも"Rain Man"という映画は原作の小説があって,
それを映画化したわけではないようです。
この本は逆に,映画を小説化したものということのようです。
有名な映画の小説化なのでストーリーとしては書くまでもないと思います。
自閉症の兄と勝手気ままな弟の物語です。
映画はずいぶん前に見たきりではっきりとは覚えていないのですが,
小説を読み進めても,ダスティン・ホフマンとトム・クルーズの顔を
思い浮かべてしまいます。
映像の記憶というのはとても印象に残りやすいように思います。
まずは原作を読んでから映画を見るほうがいいですね。
英語としてはそれほど難しくありません。
John Grishamの作品と同程度かなと思います。
1ページに2,3語くらい意味のわからない単語が出てきます。
ただ,特に調べる必要のないものはそのまま読み飛ばしました。
・おすすめ度★★★☆☆(深く考えなければいい話です。)

